失語症
からの
言葉ノート
楽しみながら言葉がつながる
-
すぐ疲れてしまい、
リハビリを嫌がるのですが…。脳卒中の後遺症として易疲労があります。特に急性期のリハビリは10分、15分から始めますが、その疲労度はとても大きいそうです。
疲れたら休む。無理しない。でも毎日ノートを開く習慣ができるといいですね。 -
色を塗るのは楽しそうですが、
言葉はほとんど出ません。色を塗るのも表現のひとつです。右手に麻痺が残り利き手ではない手を使うかたもいらっしゃるかもしれません。
色を塗り、線をひき、絵を描き…、表現する楽しさを、ご自身のペースで進めてください。 -
同じページばかり、
繰り返しやりたがります。興味を持つ(話したい)シーンなのだと思います。
例えば、毎日スーパーの絵を見て、今日実際にスーパーで見たものの話をする。旬の食材、その種類や産地、お買い得品…。同じシーンからいろいろな会話を広げてください。 -
発症から数年経っていますが、
これからでも良くなりますか「急性期のリハビリが肝心」と言われますが、一方で「10年以上経っても少しずつ良くなっている」「数年後に復職し、人と話すようになったら、さらに話せるようになった」という体験談も多くあります。
聴く、話す、読む、書く機会を増やすことで回復につながらないわけはありません。 -
認知症で言葉が出にくくなった
高齢者にも有効ですか?実際に認知症初期で言葉が出にくくなったかたに使って進行を予防しているという例もあります。また失語症や認知症でなくても高齢者との会話に使っているという声もいただいています。
コミュニケーションツールですから、会話の「きっかけ」として使ってください。 -
子供の失語症にも
有効ですか?暮らしの10シーンが大人のかた、ある程度の人生経験をお持ちのかたを前提にしていますので、お子さんの言語障害には使いにくいかもしれません。
ホームページで全ページ公開していますので、実際に見て興味を持つかどうか、話が広がるかどうか確認してみてください。 -
症状は人それぞれなので、
万人に合うリハビリのノートは
無理なのでは…使う人の症状やレベルに合わせて、いろいろな使い方ができるよう、かなり自由度の高いノートです。
まずは絵を眺めて気になるところを指さすだけでいいのです。軽度の人ならシーンごとに会話をし作文しましょう。
使う人の得意なことから始めてください。 -
『失語症からの言葉ノート』は
どこで買えますかAmazon、楽天ブックス、hontoなどのweb書店はじめ、全国の書店で取り寄せることができる「書籍」です。
正式名称は『失語症からの言葉ノート 聴く、話す、読む、書く、楽しみながら言葉がつながる』で1650円(消費税10%込)です。振込手数料がかかりますが、版元コトコのホームページから注文することもできます。